「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」

クワガタ

2018年08月27日 06:56



「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」川上和人著 新潮文庫670円(税別)

沖縄県立博物館・美術館で開催中の、ティラノサウルス展の入場者が6万人を超えたそうだ。
ミュージアムショップも賑わっていた。
たくさんの恐竜本がところ狭しと並んでいる。だが、なにかが足りない。
「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」が見当たらないのだ。 

考えられる理由は三つある。
①某恐竜学者が画策した(笑い)
②大人(主催者)の事情
③恐竜展にふさわしくない(タイトルからであろう誤解)
①と②の理由には、物言う立場にないが、③なら、その誤解を解かねばならない。
この本ほど、恐竜愛に満ちた著書は、他に類をみない。恐竜型哺乳類(著者)特有の「妄想という名の、説得力ある推測」で話を展開し、読者を一飲みにしてくれる。(一飲みにされる感覚は中毒にはなるが)
これ以上のことは申しませんが。わかるよねーーー。

ティラノサウルス展 進化の謎に迫る  
入場者6万人突破! 9.9まで 沖縄県立博物館・美術館 






「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」の内容については、小林快次氏による本書の解説
を読むだけでも大体わかります。


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