海とジュゴンと貝塚人
沖縄県立博物館・美術館 博物館企画展の「海とジュゴンと貝塚人」の図録、税込1760円
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「海とジュゴンと貝塚人」の展示解説会が 2021年11月11日、沖縄県立博物館
美術館で開催されました。(「海とジュゴンと貝塚人」は12月5日まで開催)
約7千年前の貝塚時代の沖縄では、食料の多くをイノシシが占めていましたが、約4千年前になると食料の半分を魚貝類が占めるようになりました。
その頃、貝塚人はジュゴンの骨から蝶形骨製品を作り始めたようです。
男性中心のイノシシ猟から女性や子供でも
できる魚貝類の採集が多く行なわれるようになり、余裕のできた男性が蝶形骨製品を作るようになったと考えられているようです。
ジュゴンは貝塚人に肉と芸術の素材をもたらしたのです。
サキタリ洞から出土した「日本最古の着色されたビーズ(ニシキノガイ)約2万3千年前」も展示されています。
是非、実物をご覧ください。
サキタリ洞(南城市、玉泉洞の道向い)から教科書に載るような発見が相次いでいま
す。
国内最古の「石器と人骨のセット」出土 2011年
世界最古の「釣り針」出土 2012年
国内最古の「貝器」出土 2014年
国内最古の「埋葬人骨」出土 2014年
国内最古の「赤い顔料で着色されたビーズ」確認 2021年
サキタリ洞への関心が再び高まっています。興味のある方は、ぜひ「サキタリ洞とその隣人たちー港川人はサキタリ洞に来たのかー」をご一読ください。
最後までお読みの方は、もれなく、「日本最古の顔」にご対面いただけます。
『最古』最高!サキタリ洞
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