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2011年12月10日

「働かないアリに意義がある」はアリか?

「働かないアリに意義がある」はアリか?
「働かないアリに意義がある」(長谷川英祐著 メディアファクトリー新書)

 結局、買ってしまった。
 
 動物行動学にはまっていた頃であれば、新聞広告を見ただけで「買い」だっただろう。

 働かないアリの存在は、目新しい話題でもなかったが、読んでみると・・・・。

 
 疲労するという宿命の下では、アリの集団全体が同時に疲労するのを防ぐために、仕事に対する腰の軽さの個体差を保つ必要がある。
 (今以上に忙しくならないと)働かないアリに存在意義があると言う。

 働かないヒトにも意義があるのかは、まだ証明されていない。

 ※琉球大学の辻和希さんらが研究しているアミメアリのフリーライダー(自分の卵を育てさせるだけで本当に一切働かないアリ)にも注目したい。  

 
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Posted by クワガタ at 19:40│Comments(0)進化生物学本の紹介
 
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