2013年07月21日
沖縄にゾウがいた! 地質屋から見た沖縄の自然ー化石と地史
【ゾウの歯化石が発見された宮古島の棚原洞。右下:ゾウの上顎右臼歯
ヒトの顔に見える棚原洞の入口の穴は、中で繋がっている。】
「沖縄にゾウがいた! 沖縄こどもの国のことではありません。」
地質屋から見た沖縄の自然ー化石と地史(沖縄県立博物館・美術館文化講座)が、
おきなわ石の会会長の大城逸朗さんを講師に、平成25年7月20日(土)開催された。
昭和12年(1937年)日華事変が勃発し、肥料原料のリン鉱石の入手が困難となったため、林 義三(農林省農業試験場)と小林 純が、リン鉱石調査のため宮古島へ向かった。
昭和14年(1939年)5月、リン鉱石採掘中に宮古島の棚原洞穴でゾウの歯化石が発見された。
その後、大塚弥之助(東京帝大助教授)が、『ゾウは死ぬときはかならず洞穴で死ぬ』と再調査し、歯と骨格片(化石)を発見する。
化石は、『戦後のいまも東大にあるはずだ』(小林 純)とのことであるが、「戦争で焼失したのではないか?」
宮古島棚原洞穴のゾウ化石の所在は、不明だが、琉球列島が、大陸と陸橋で繋がっていたことをゾウ化石は、物語っている。

Posted by クワガタ at 16:00│Comments(0)
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