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2013年12月04日

骨からの直接年代測定では国内最古!白保竿根田原遺跡

骨からの直接年代測定では国内最古!白保竿根田原遺跡
【琉大などが復元を目指す保存状態の良い1万6千~1万8千年前の頭骨】

白保竿根田原洞穴遺跡の最古の人骨は約2万6千年前で、骨から直接年代が確認され
た人骨では国内最古。

東京大学総合研究博物館の米田穣教授は「狩猟採集の面積が限られ、津波など災害リスクもある小さな島の洞穴が1万5千年間、使用され続ける例は世界でも珍しい。私たちが知らない生きる仕組みがあったかもしれない」と述べた。
(沖縄タイムスプラス2013/12/02抜粋)

国立科学博物館人類史研究グループの篠田謙一氏の分析によると、2万年前の人骨は
女性で、南方系のつながりがあるとみられる。白保の人は東南アジアから海を渡って北上したグループの一員だったと考えられるという。

1万6千~1万8千年前の地層から見つかった頭骨は状態が良く、顔を復元するプロジェクトも進行している。(琉球新報2013/12/02抜粋)

白保竿根田原洞穴遺跡講演会  平成26年1月25日(土) 沖縄県立埋蔵文化財センター研修室 13:00~17:00 定員140名(先着順)

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