2011年02月27日
港川人の時代を掘るⅡー博物館学芸員講座ー
平成23年2月26日(土)、沖縄県立博物館・美術館で港川人の時代を掘るⅡー博物館学芸員講座ーが開催された。
沖縄県立博物館・美術館の山崎 真治さんによる港川人と港川フィッシャーの現況等説明の後、港川人骨のレプリカ等の展示解説があった。

港川人1~4号までの発見場所を示す。港川人1号は赤色、2号は黄色、3号は緑色、4号は青色で囲まれている場所から発見された。
港川人はフィッシャー下部、約15㍍の深さの場所から発見された。1~4号までの人骨は、完全にバラバラになって発見されたのではなく、各個体がそれぞれまとまって発見された。特に港川人1号は、フィッシャー最下部からうつ伏せで発見されたと伝えられている。

糸満市真栄平鉱山フィッシャーの調査状況を説明する沖縄県立博物館・美術館の山崎 真治さん

南城市サキタリ洞(ガンガラー谷)の調査で、イノシシの化石の出土した上部には、19000年前の炭化物(左の図の黒色部分)の層が見つかっているが、山火事によるものか人工的なものなのか不明。シカ化石の出土した下部からは、24000~32000年前の炭化物が見つかっている。注目したい。
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沖縄県立博物館・美術館の山崎 真治さんによる港川人と港川フィッシャーの現況等説明の後、港川人骨のレプリカ等の展示解説があった。
港川人1~4号までの発見場所を示す。港川人1号は赤色、2号は黄色、3号は緑色、4号は青色で囲まれている場所から発見された。
港川人はフィッシャー下部、約15㍍の深さの場所から発見された。1~4号までの人骨は、完全にバラバラになって発見されたのではなく、各個体がそれぞれまとまって発見された。特に港川人1号は、フィッシャー最下部からうつ伏せで発見されたと伝えられている。
糸満市真栄平鉱山フィッシャーの調査状況を説明する沖縄県立博物館・美術館の山崎 真治さん
南城市サキタリ洞(ガンガラー谷)の調査で、イノシシの化石の出土した上部には、19000年前の炭化物(左の図の黒色部分)の層が見つかっているが、山火事によるものか人工的なものなのか不明。シカ化石の出土した下部からは、24000~32000年前の炭化物が見つかっている。注目したい。
