2012年09月12日
岩合光昭と「港川」

「人類の旅 港川人の来た道」のリーフレット(ナショナル・ジオグラフィック2006年3月号「人類の移住ルート」改変)
大きな感動を与え、岩合光昭写真展が閉幕した。岩合ワールドに魅せられた人も多かったはずだ。
岩合光昭さんは、日本人で初めてナショナル・ジオグラフィックの表紙を2度飾るなど、世界的にも高く評価されている動物写真家だ。
「港川(Minatogawa)」は、人骨化石産地としてナショナル・ジオグラフィックに2度掲載(1985、2006年号)されており、世界的にも評価されている。
これは、港川人骨が、アジアの化石人骨の中で質・量ともトップクラスであり、東アジアの新人化石の代表である証ともなっている。
石灰岩質の沖縄の地は、ナショナル・ジオグラフィックの表紙を飾るような人骨化石が発見される可能性を今も秘めている。(平成24年9月10日(月)
琉球新報掲載)

Posted by クワガタ at 19:05│Comments(0)
│港川人